ついに日本の非正規労働者は２０００万人を超え、労働者の約４割が非正規になろうとしています。過労死・過労自殺、ブラック企業、追出し部屋、マタハラなど、様々な労働問題が深刻化しています。 泣き寝入りをせず、裁判や労働審判を通じて、労働問題の解決を図ろうとする労働者の取り組みはある程度増えてきていますが、労働組合を通じて問題を解決し、労働組合によって権利を守るという動きはまだ少数だと思います。
労評弁護団は、労働者個人の労働問題に取り組みつつ、これを労働組合の結成に可能な限りつなげ、また、労働組合の結成、労働組合活動の支援、不当労働行為の救済の支援にまい進していきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。
２０１５年 元旦