懲戒解雇を取り消したのに、就労(出勤)を認めないダイコー

4月1日に、自ら懲戒解雇を取り消し、解雇後の賃金も支払った㈱ダイコー(宮城県亘理町)が、同月2日に出勤した当該労働者Aさんの就労(出勤)を拒絶し、「許可なく敷地に立ち入るな。」と言っています。
もともと、Aさんが解雇されたのは、労働組合結成を呼び掛けるビラを会社に持ち込んだことがきっかけでした。Aさんは、「出勤禁止は、組合対策としか考えられない。」と言っています。
Aさんに対しては、4月13日付で、元の職場から遠く離れた仙台営業所への配転命令が出されていますが、Aさんの加入する日本労働評議会(労評)はこの配転は労働組合員を不利益に取扱い、組合活動に支配介入する不当労働行為であるととらえ、撤回を求めて会社に団体交渉を申し入れています(指宿)。

DSCN1123